スポンサーリンク

【認知症サポーター】養成講座を受講して「オレンジリング」を受け取りました。認知症サポーターにできることは?

ボランティア

「認知症サポーター養成講座」の募集を見て、応募したらすでに満員とのこと。
家から少し遠い所ならまだ空きがあるということで行ってきました。

リヤは恥ずかしながら、「認知症サポーター」という存在があることを初めて知りました。2020年9月末で、1277万人以上いるのだそうです。

「認知症サポーター」の証である「オレンジリング」を付けた人を見たことがないし、見たとしても無意識にファッションで付けているんだな、と気にも留めなかっただけかもしれない。

この講座では、「認知症とは?」から始まり、「認知症の人と接するときの心構え」などを学びました。

認知症で家に帰れなくなってしまい、街で困っている人に対してどういう風に接すれば良いか、寸劇で良い例・悪い例を見せてもらいましたが、とても分かりやすかったです。

街で認知症の人へ対応するポイントとしては、
・驚かせない
・急がせない
・自尊心を傷つけない

「こんにちは~、今日は寒いですね~」みたいな感じで相手の視野に入る所から声を掛けて、会話をしながら、認知症で家に帰れずにいるのかどうか判断していくのです。

リヤの住む市では、認知症等で行方不明になる心配のある人は、「事前登録」をしていて、登録者は杖などの持ち物ににシールを貼ることになっています。

役所と警察署の連携により、行方不明者を早期に発見するという仕組みです。声を掛けると同時に、この事前登録シールが貼っているかどうかを見れば、警察に連絡をする際もスムーズです。

こういった情報は、知っているのと知らないのとでは大違いですよね。

この講座を受講して、認知症や医療・介護に関する冊子を5冊ももらいました。90分の講座では一部しか見なかったので、家に帰ってから全部読みました。

なるほど。できることからやっていこう。まずは、認知症について正しく理解すること。

「認知症サポーター」というのは、どこかに行って何か「活動」をするのではなく、地域に困っている「認知症」のお年寄りを見付けたら、本人やその家族の手助けをすることです。

今後、ますます高齢者が増えていく中で(リヤもそう遠くはない将来…)、地域の人がサポートする、っていうのもすごく大事ですよね。

認知症の人が外出先から家に帰れなくなってしまう、というのが日常的になってしまうと、たまたま近くを通った人が気付いて手助けするのが一番早いし、万が一の事故!とかは起こってほしくないですしね。

タイトルとURLをコピーしました